Instagram運用を頑張る皆さんの耳には、すでに話題として届いていると思いますが、コミュニティガイドラインなどの違反をチェックできるアカウントステータスというツールが導入されました。

それに伴って、最近さまざまな問題が起こっています。

「インスタの規制がどんどん厳しくなっている!」「もうインスタオワタ!」との声が沢山集まっている印象がありますが、この事象について独自に考察をしてみましたので、お時間ございましたらお付き合いください。

この投稿は以下の3つについて記載しています。
  • なぜ「規制が厳しくなった」と感じる出来事が増えたのか?
  • コミュニティガイドラインは本当に厳しくなったのか?
  • インスタは本当に「オワコン」なのか?

Instagramは規制が厳しくなったのか?

結論から言うと、答えはNOだと思っています。

ただし、今までと違って「規制が目に見える」ようになったことが理由だと思います。

Instagram社の公式発表の話がありましたが、この中に記載していた文面を覚えていますか?

We’re developing better in-app notifications so people know in the moment why, for instance, their post was taken down, and exploring ways to let people know when what they post goes against our Recommendations Guidelines.

たとえば、投稿が削除された理由をすぐにわかるように、より優れたアプリ内通知を開発しています。また、投稿内容が推奨ガイドラインに違反していることをユーザーに知らせる方法を模索しています。

2021年6月8日 Shedding More Light on How Instagram Works

2021年10月11日の公式ブログでも明らかになった「アカウントステータス」機能が、この「アプリ内通知」の開発結果だったようですね!

アカウントステータスの画面

このように目に見えてわかるようになった=規制が表面化しただけ、だと私は考えます。

ただし厳密にいえば、Instagram側は規制の理由をより細かく表現し始めています。

これにはさまざまな理由があるかと思いますが、Instagramのブログコラムで、「摂食障害やネガティブなボディイメージに悩む人々をサポート」や「Instagramコミュニテイを不適切なコンテンツから守るための新たな方法」といった内容からも推察できるように、ユーザーを守るための整備が本格化している、と考えるべきです。

これに対して「規制が強くなった」と捉える人と、「ありがたい」と考える人の二分化が進んでいる状況です。

ラッコ社長

「クリックベイト」的手法を取っていたアカウントにとっては、厳しい事態が続くかもしれませんね。逆に真っ当に運営を続けてきたアカウントは、爆伸びこそなくても、「アカウントパワー」は着実に貯まっていっていっているんですね!

コミュニティガイドラインは厳しくなったのか?

コミュニティガイドラインが最近厳しい!という声を耳にしますが…

厳しくなっているわけではありません。

ただし、細かい表現が追加されている項目はあります。(それはインスタグラムを運用する人にとってはコミュニティガイドラインが分かりやすくなったということ!とてもありがたいですね!)

前項で記載したとおり、あくまでも「規制が表面化しただけ」であり、厳しくなったというわけではありません。

冒頭述べたTwitterの投稿者の話を読む限り、一つ推測できることがあります。

画像識別AIの導入です。ブス、昆虫、処方薬といった言葉や図に明らかに反応しています。日本語版の画像識別AIが強化されたのではないかと推測します。当然ですが、AIは学習しながら精度が向上していくものですから、現状はまだまだと考えますし、今後もこのようなトラブルは多発するでしょう。

もちろんこれは、正式に発表された情報ではないのであくまで憶測ベースですが、さまざまなAIが働いているInstagramのことですから、容易に想像ができますよね。

Instagramはメカニズムを明文化しようと努力している

以前、Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏がブログに書いたように、現在インスタグラムは、そのメカニズムを明らかにするために、さまざまな公式発表を行っています。

数々のSNSマーケターが憶測で話していたことを、訂正し、正しい情報を伝えてくれています。これが分かるだけでも、私達はだいぶん気が楽になりますよね。(逆に言えば、思っていたことと違って、がっかりする人もいるかと思いますが。)

SNSマーケターは、常にInstagramからの最新情報をチェックする必要がありますね。

インスタはオワコンなのか

インスタってもうオワコンじゃね?

ペナルティでおすすめ(発見)に載らなくなったり、リンクスタンプがはく奪されたりといった、ニュースがツイッター等で出回ったことによって、インスタオワタ感が出ていましたが。

決してそんなことはありません

人によっては、これまでの戦い方を変える必要があると思います。今までのようなやり方では稼げなくなるし、フォロワーは伸ばせなくなる…ということだけ、でもあるのですが。

実際に、インスタグラムは、アクティブユーザー数をどんどん増やしています。そして、企業側もどんどん参入してきています。情報源として、大きなプラットフォームとして、インスタグラムはまだまだ成長を続けるでしょう。

もちろん以前のようなやり方が通用しないことで、旨味がなくなった!と感じる人はこのステージから退場して別のプラットフォームで活躍されればいいと思いますしね…

これから目指すべき運用像

今後もインスタグラムを頑張りたいと思っている皆さんにとって重要になるのは、どのような運用がいいのか、ということになると思います。

これもインスタグラムが公開しています。

正確にはインスタグラムが「おすすめしないコンテンツ」を明確にしているので、これに当てはまらない投稿をすればOKです。

  • 安全なコミュニティを作れなくなるコンテンツ
  • 医療または金融に関する不適切なコンテンツまたは質の低いコンテンツ
  • 多くの利用者が嫌いと答えたコンテンツ
  • 質の低い投稿に関連するコンテンツ
  • 虚偽のコンテンツまたは誤解を招くコンテンツ

詳細はこちら

また以下は「おすすめしない」と明確に書かれている内容です。

1.Instagramのコミュニティガイドラインに最近違反した(Instagramのコミュニティガイドラインに違反しているために弊社プラットフォームから削除されるアカウントは含まれません)

2.Instagramがおすすめしないコンテンツを繰り返しシェアしているか最近シェアした

3.主要な国際保健機関によって虚偽であると公表された、ワクチンに関する偽情報を繰り返し投稿している

4.「いいね!」を購入するなど、フォロワーを獲得することを目的とした誤解を招く活動に繰り返し関わっている

5.弊社プラットフォーム上で広告を掲載することを禁止されている

6.独立した第三者ファクトチェッカーまたは特定の専門機関によって偽情報と判定された投稿を最近繰り返し投稿している

7.暴力に関連するオフラインでの運動や組織と関係がある

8.アカウント名、ユーザーネーム、プロフィール写真、または自己紹介で、自殺や自傷行為を描写または論じている(サポートの提供、認知度の向上、回復状況を中心に扱うアカウントは含まれません)

Instagramのおすすめとは何ですか。

上記を参考に、自分のアカウントを照らし合わせてみてください。

稼ぐことを目的に、もしくはフォロワーさんを獲得するためだけに作られたアカウントは、今後伸びにくくなってくると思います。それは、インスタグラム側からの「おすすめ」に掲載されにくくなるからです。

インスタグラムはSNSとして、健全化の道を歩み始めています。どんなアカウントでやっていくか、これからの設計はより重要になってきます。